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《学科紹介》 教員の紹介(鄭 煕聖(チョン ヒソン)先生)

'19年4月15日 更新
About our Department

 社会学研究科助手の鄭煕聖(チョン・ヒソン)と申します。近年、日本では平均寿命の伸長が続くなか、世界で前例のない高齢化率は毎年更新されており、2035年には3人に1人が高齢者になることが見込まれています。こういった人口・社会構造の変化のなかで、貧困、孤立、排除、引きこもり、虐待、認知症、セルフ・ネグレクト、そして自殺や孤立死に至るまで、高齢者を取り巻く様々な問題が顕在化しました。そのうち、セルフ・ネグレクトは、危機的状況であるにもかかわらず支援を拒みがちな人間の複雑な問題であり、さらにこういった状態にある人に対して社会からのアプローチが簡単には届かない疎外の問題とも言えます。セルフ・ネグレクトは、自分自身の健康と安全を自ら放任・放置する行為であり、支援や治療の拒否・放棄のみならず、責任を果たせない多頭飼育や不用品の収集から不衛生な居住環境に至る場合もあります。一方で、なぜ普通に暮らしている人がセルフ・ネグレクトの状態に陥ったのか、そのメカニズムを心理社会学的な視点から明確にし、その予防策を検討することが私の研究課題です。これから福祉を学ぶ皆さんもぜひ、誰もが暮らしやすい社会とは何か、そして社会問題に立ち向かう際には現代社会のなかで急変する制度や規範に従うしかない社会構造にも目を向けて考えてみてください!
鄭 煕聖 先生
About our Department

 社会学研究科助手の鄭煕聖(チョン・ヒソン)と申します。近年、日本では平均寿命の伸長が続くなか、世界で前例のない高齢化率は毎年更新されており、2035年には3人に1人が高齢者になることが見込まれています。こういった人口・社会構造の変化のなかで、貧困、孤立、排除、引きこもり、虐待、認知症、セルフ・ネグレクト、そして自殺や孤立死に至るまで、高齢者を取り巻く様々な問題が顕在化しました。そのうち、セルフ・ネグレクトは、危機的状況であるにもかかわらず支援を拒みがちな人間の複雑な問題であり、さらにこういった状態にある人に対して社会からのアプローチが簡単には届かない疎外の問題とも言えます。セルフ・ネグレクトは、自分自身の健康と安全を自ら放任・放置する行為であり、支援や治療の拒否・放棄のみならず、責任を果たせない多頭飼育や不用品の収集から不衛生な居住環境に至る場合もあります。一方で、なぜ普通に暮らしている人がセルフ・ネグレクトの状態に陥ったのか、そのメカニズムを心理社会学的な視点から明確にし、その予防策を検討することが私の研究課題です。これから福祉を学ぶ皆さんもぜひ、誰もが暮らしやすい社会とは何か、そして社会問題に立ち向かう際には現代社会のなかで急変する制度や規範に従うしかない社会構造にも目を向けて考えてみてください!